神保町
本日は打合せで神保町へ。この町を訪れるのは何年ぶりだろう?東京へ来てしばらくはよく通ったものだ。大阪にも東京と同様に電気街、道具屋街、人形町など専門特化した町はあったが本屋街はなかった。だから初めて来た時はとても新鮮だった。アート系、自動車・バイクなどの資料、洋書など絵を描く人間には何かと要を満たしてくれる場所でもあった。丸一日ここで過ごすのも珍しくない。本の量が深すぎていろいろなものに出会い、店の奥で宝物を幾度も発見した。レコードのジャケ買いならぬ本の表紙にインスピレーションを受けることも良くあった。帰りには重たくなったカバンに心地よい疲れを感じたものだ。しかし時代の変化で本はほとんどamazonで購入するようになった。本を足で探すのはとても大変だ、散々歩いて探し物が見つからなかったことも多い。購入できても数冊ともなると持ち帰るのも重い。洋書は輸入手数料が上乗せされていて高いし。ネットでの購入は検索→配達→安い、そして重くない、とすべて理にかなっている。だけど目的を満たすだけならそれでもいいがこの町を訪れ歩き空気を感じることがとても心地良かった。それが実は自分をこの町に訪れさせる要因の一つになっていたんだと今気づく。秋のおだやかな日差しの今日、本の町は人も多く活気に溢れていた。三省堂、書泉グランデともに沢山の人がいた。手に持って紙の感触を感じるのも心地よい。また昔のように本散策を楽しもうと思った。


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